先週より、これまでの噂を覆す内容も含めて新しい噂話が流れてきて、本日未明についに正確なコードネームまで明らかになったようです。
その名もなんと、『Sony α7C』・・・??
ソニーのエントリーユーザ向けフルサイズミラーレスではなかったのか??
「α5」や「α6」は何処へ…?
価格も「α7 III」の定価(20 万円前半)より高くなるなんて・・・
たいして目立った新機能も搭載されてもないのに、少しコンパクトになるだけで価格上昇するのは、明らかにユーザを舐めてるとしか思えない・・・
SNS や他のブログを眺めただけでも、あまり好印象な投稿は見当たらず、やはり高価格帯のカメラは望んでいないユーザが大多数のようでした。
もちろん、この新型フルサイズミラーレスのターゲット層である、「Vlogger」や「ブロガー」を事業として運営しているユーザには理に適っているカメラになると思います。
ただ、昨今のコロナ渦で家計も苦しい今日この頃、嗜好品であるカメラにかけられるお金には限度があります。
とはいえ、やはり家族や大切な人との思い出を、より綺麗な写真として残したい、という欲求も高まっていたが故に、エントリー層向けフルサイズミラーレス機の「α5」「α6」への注目度が高まっていたものと思われます。
ミラーレス一眼というジャンルは Sony が初めて開拓した市場であり、そのシェア率も未だ他メーカーには譲らず 1 位に君臨し続けている認識です。
フルサイズミラーレスはどうしてもその機構上、本体サイズが大きくなってしまいがちですが、昨今発売された Canon の「RP」や Sigma の「Fp」などのコンパクトフルサイズミラーレス機によって、Sony の主戦場が他メーカーに侵食され始めている認識です。
Canon の「RP」や Sigma の「Fp」が発売されても、まだ Sony がフルサイズミラーレス機のシェア率を維持できているのは、元々あった Sony のフルサイズミラーレス機「α7 シリーズ」の性能バランス(特に AF など)の良さと、レンズ交換式カメラに必要な「レンズ」のラインアップが豊富であること、更にはそのレンズもサードパーティ製(Sigma や Tamron など)も多数登場しており、ユーザにとって選択肢の幅が広いというのも、Sony のフルサイズミラーレスを愛用するユーザが多い理由の一つだと、管理人は考えています。
また、現在販売されている Sony のフルサイズミラーレス機は、おおよそ 10〜20 万円代で購入できるものが多いですが、高画素機の「R シリーズ」や動画機能に特化した「S シリーズ」などはもっと高くなる傾向があり、一般ユーザの手の届く価格帯ではないカメラとなっています。
そして、直近登場したのは最新機能をふんだんに詰め込んだ「α7 SIII」や、プロユースの「α9 シリーズ」であり、一般ユーザ向けの Sony のフルサイズミラーレス機はここ 2 年以上はアップデートされておらず、エントリー向けというには微妙な価格帯である Nikon の「Z5」に対しても、まだ競合となるカメラは発売出来ていない現状も踏まえると、このままの状態から改善が見られなければ、残念ながらユーザ離れが深刻化する可能性が出てくると推測できますね。
Sony のカメラやセンサーに対する技術開発力は非常に高いと思いますが、3〜5 年後を見据えたマーケティング視点でのラインアップ強化がされていない点は改善したほうが良いと思います。
今回の「α7C」含めて、あくまでまだ非公式情報であるので、もしかしたら先に噂されていた「α5」や「α6」も別シリーズとして発売されるのかもしれません。というか、出来ればそうであってほしい…と願うばかりです。
- 「α5」もしくは「α6」…エントリー〜ハイアマチュア層向けフルサイズミラーレス機
- 「α7 シリーズ(R、S 含む)」…セミプロユース以上向けフルサイズミラーレス機
- 「α7C」…Vlogger 向け動画機能を強化したコンパクトモデル
- 「α9 シリーズ」…プロカメラマン向け
出来る事なら、上記のようなユーザターゲットとシリーズのマッピングが理想的ではありますが…あくまで管理人の妄想に留めておきます orz
最後になりますが、「α7C」の速報記事を載せておきたいと思います。
続報がありましたら、改めてシェアさせてもらいますのでお楽しみにー!