先日から相次ぐ「SONY α5」に関する続報です。
以前の記事では、8/6 のオーディオ機器の新製品発表会の裏メニューとして
こちらの「SONY α5」も発表されると噂が出てましたが、
正しくは「9 月中に発表されるのでは?」との情報が出てきたようです。
公開情報:台湾 NCC の認証情報より
- 使用できるバッテリーは NP-FZ100
(α6600 や α7 III でも搭載された、大型バッテリー) - USB 端子は type-C を搭載
- SD カードスロットがシングル
- マイクイン端子およびヘッドフォン端子の両方を搭載
- Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)および Bluetooth 搭載
信憑性の高い噂:信頼できる情報源からのヒアリング結果
- 新しい E マウント搭載のフルサイズ機
- エントリー向けモデル
- 「α7」「α9」ではない、全くの新シリーズ
- 名前は未確認だが、予想では「α5」もしくは「α6」
- 9 月中旬の発表(新型コロナの影響次第…)
未確認:新しい情報源からのヒアリング結果(信頼性乏しい)
- EVF は非搭載
- α6000 シリーズ同様の小型軽量サイズ
- 1,000 ドル前後の α シリーズでの新ラインナップ
この噂が本当であれば、来月中旬に低価格かつ小型軽量なフルサイズミラーレス機が
満を持して登場するのを非常に期待しているところです。
又、最近発表されたフラッグシップモデルである「α7s III」で搭載された、
新しい画像処理エンジン(BIONZ XR)がこの「α5」にも搭載されることで
低価格化が実現可能になると思われます。
噂されている廉価版フルサイズミラーレス機「α5」は、上位機種との間で主に
「ハードウェア面」での性能差をつけてくる可能性が高いと思います。
そうすることで、高価な部品点数を減らすことができるので、トータルでの販売価格が下がるものと推測します。
(例えば、新型の高解像 EVF などは不要で、既存の廉価版 EVF または EVF 自体を無くす、など)
一方で、「α7s III」で膨大(?)な研究開発コストをかけて完成したと思われる「画像処理エンジン(BIONZ XR)」は、
基本的に SONY 製のフルサイズミラーレス機では同一のプラットフォーム上で稼動するよう、
汎用性をもたせて開発されているものと考えられます。
その前提に立って考えると、研究開発のための追加投資も抑えつつ、より安価に最新機能をエンドユーザに届けるために、
この新しい画像処理エンジン(BIONZ XR)を搭載することによって、
廉価版フルサイズミラーレス機としての新基準を設けることができ、
同時に新規のエンドユーザの囲い込みにも貢献すると思われます。
新しい画像処理エンジン(BIONZ XR)を搭載することは、もう一つのメリットが挙げられます。
それは「カメラ本体の操作メニューにおけるユーザビリティの向上」です。
フラッグシップ機の「α7s III」ではこのプロセッサを 2 個搭載しているようですが、
「α5」ではこの点数を 1 個に絞った上でソフトウェア面の最適化をすることにより、
「新メニューシステム」の採用が可能となる見込みです。
従来の α シリーズの操作メニューに対しては、
- 「タッチ操作ができない」
- 「設定カテゴリが分かりづらい」
などの不満を持つユーザ(※管理人を含む)が多かったように記憶しているので、
今回、このプロセッサによってその不満を打破出来るのでは?と予想できます。
情報があまり出てこない中で、期待だけが高まるばかりではありますが、
今回の「α5」については新シリーズになるということもあって、とても楽しみです!